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2026.07.11
栃木県宇都宮の介護リフォーム費用と介護保険20万円の使い方
親の足腰が弱ってきた、自分の老後にそろそろ備えたい。そう感じたとき、最初に思い浮かぶのが介護リフォームではないでしょうか。
ただ、いざ考え始めると「何から手をつければいいのか」「費用はいくらかかるのか」「介護保険の20万円ってどう使うのか」と、わからないことばかりで足が止まってしまう方がとても多いです。
介護リフォームは、手すりを1本付けるだけの小さな工事から、浴室まるごとのバリアフリー化まで幅が広く、使える制度も介護保険だけではありません。
順番を間違えると、本来戻ってくるはずのお金が戻らないこともあります。
この記事では、介護リフォームでできる工事と費用の目安、介護保険の住宅改修費20万円の正しい使い方、申請の流れ、そして失敗しない業者選びまでを、わかりやすく整理します。
読み終える頃には「次に何をすればいいか」がはっきり見えるはずです。
Contents
介護リフォームを考え始めたら最初に知っておきたいこと

介護リフォームと聞くと大がかりな工事を想像しがちですが、実際には日常の小さな不便を取り除く工事が中心です。
まずは全体像と、進める前に押さえておきたい考え方を確認しておきましょう。
- ・介護リフォームとは何をするリフォームか
- ・「まだ早い」と思ったときが始めどきと言われる理由
- ・自己流で進める前に確認したい3つのポイント
まずは、検討を始める前に押さえておきたい基本から確認していきましょう。
介護リフォームとは何をするリフォームか
介護リフォームとは、加齢や身体の状態に合わせて、自宅で安全に暮らし続けられるように住まいを整える工事のことです。
具体的には、転びやすい場所に手すりを付ける、わずかな段差をなくす、すべりやすい床を変える、開けにくい扉を引き戸にする、立ち座りがつらい和式トイレを洋式にする、といった工事が代表的です。
ポイントは、新築のようにきれいにすることが目的ではない点です。
あくまで「本人が安全に動けること」「介護する家族の負担を減らすこと」が目的になります。
そのため、必ずしも高額な工事になるとは限りません。
手すり1本の取り付けなら数千円から1万円台で済むこともあり、まずは小さく始めて、状態の変化に合わせて少しずつ整えていくのが基本的な進め方です。
「まだ早い」と思ったときが始めどきと言われる理由
ご相談で特に多いのは、「親はまだ元気だから、介護リフォームなんてまだ早い気がして」という声です。
実際、転倒して骨折してから、あるいは退院の日程が決まってから慌てて相談に来られるケースが少なくありません。
ただ、急いで工事をしようとすると、業者の手配が間に合わなかったり、本人の意見を聞く余裕がないまま家族だけで決めてしまったりと、後悔につながりやすくなります。
介護リフォームが「まだ早い」と感じるくらいの時期は、本人と一緒にどこが不安かをゆっくり話し合える貴重なタイミングです。
本人が「ここに手すりがあると助かる」と納得して使う手すりと、家族が良かれと思って付けただけの手すりでは、使われ方がまったく違います。
転ぶ前、入院する前に少しずつ整えておくこと。
これが介護リフォームで失敗しないための、いちばん大切な考え方です。
自己流で進める前に確認したい3つのポイント
良かれと思って自己流で進めた結果、かえって使いにくくなってしまう例もあります。
工事の前に、次の3つだけは必ず確認しておきましょう。
1つ目は、介護保険の認定を受けているかどうかです。
要支援または要介護の認定があると、住宅改修費として最大20万円の枠が使えます。
認定の有無で負担が大きく変わるため、まずここを確認します。
2つ目は、工事の前に申請が必要だという点です。
介護保険の住宅改修は、工事を始める前に市への事前申請が必須です。
先に工事をしてしまうと、対象であってもお金が戻りません。
3つ目は、本人の身体の状態に合っているかです。
手すりの高さや位置、引き戸の重さなどは、本人が実際に使える形でなければ意味がありません。
ケアマネジャーや福祉に詳しい施工会社と相談しながら決めるのが安心です。
この3点を押さえるだけで、介護リフォームの失敗はかなり防げます。
介護リフォームでできる工事と費用の目安

実際に介護リフォームではどんな工事ができて、いくらくらいかかるのか。
ここがいちばん気になるところだと思います。
代表的な工事ごとに、目的と費用の目安を整理します。
- ・手すりの取り付け(玄関・廊下・トイレ・浴室)
- ・段差の解消とすべりにくい床への変更
- ・開き戸から引き戸への扉の交換
- ・浴室・トイレのバリアフリー化
- ・冷え込みが厳しい栃木では断熱バリアフリーも同時に検討したい
- ・工事内容別の費用相場早見表
代表的な工事内容と、それぞれにかかる費用の目安をまとめました。
手すりの取り付け(玄関・廊下・トイレ・浴室)
手すりは、介護リフォームでもっとも依頼の多い工事です。
立ち座り、歩行、またぎ動作など、力が必要な場面を支えてくれます。
取り付ける場所は、玄関の上がり框、廊下、階段、トイレ、浴室の出入り口や浴槽まわりが中心です。
費用は1本あたりおよそ1万円から5万円程度が目安で、下地の補強が必要な場合は追加でかかります。
ご相談を受ける中で感じるのは、「とりあえず全部の場所に付けてほしい」というご要望の多さです。
ただ、手すりは多ければよいというものではありません。
本人の利き手や動きの癖に合わせて、本当に必要な場所に必要な向きで付けることが、使いやすさを大きく左右します。
段差の解消とすべりにくい床への変更
家の中のわずかな段差は、高齢者にとって大きな転倒リスクです。
部屋と廊下の境目、玄関、浴室の出入り口などの段差をなくす工事も、介護リフォームの定番です。
段差解消の方法は、床のかさ上げ、スロープの設置、敷居を低くするなど状況によってさまざまで、費用はおよそ1万円から20万円程度と幅があります。
あわせて検討したいのが、すべりにくい床材への変更です。
とくに水で濡れやすい浴室や洗面所では、表面に滑り止め加工のある床材に替えるだけで、転倒のリスクが下がります。
畳をフローリングにする場合は、車いすでの移動もしやすくなります。
開き戸から引き戸への扉の交換
開き戸は、開けるときに体を後ろに引く動作が必要で、足腰が弱った方や車いすの方には負担になります。
これを引き戸に替えると、軽い力で横にスライドするだけで開閉でき、出入りがぐっと楽になります。
トイレや浴室、寝室の入り口を引き戸にする工事は、介護リフォームでよく選ばれます。
費用はおよそ5万円から30万円程度で、壁の補強や枠の交換が必要かどうかで変わります。
扉の交換は、ドアノブを握りやすいレバー式に変えるだけでも効果があります。
手の力が弱くなった方には、こうした小さな変更が日々の負担を大きく減らします。
浴室・トイレのバリアフリー化
浴室とトイレは、介護リフォームの中でも特に重要度が高い場所です。
どちらも転倒や体調急変が起きやすく、一日に何度も使う場所だからです。
浴室では、またぎやすい高さの浴槽への交換、洗い場の段差解消、手すりの設置、すべりにくい床への変更などを組み合わせます。
ユニットバスごと入れ替える場合は、およそ60万円から150万円程度が目安です。
トイレでは、和式から洋式への交換、手すりの設置、引き戸への変更、スペースの拡張などが中心になります。
和式から洋式への交換を含むと、費用はおよそ20万円から50万円程度が目安です。
浴室やトイレのリフォームをもう少し詳しく知りたい方は、「宇都宮でお風呂をリフォームするなら?費用相場・補助金・おすすめ業者を解説!」と「宇都宮でのトイレリフォームについて!費用やおすすめ業者を紹介」もあわせてご覧ください。
冷え込みが厳しい栃木では断熱バリアフリーも同時に検討したい
宇都宮をはじめ栃木県の冬は、朝晩の冷え込みが厳しく、住まいの中の温度差が大きくなりがちです。
暖かいリビングから冷えた浴室や脱衣所へ移動したときの急激な温度変化は、ヒートショックの大きな原因になります。
ヒートショックは決して軽視できません。
消費者庁の注意喚起資料(令和元年・人口動態統計ベース)によると、家庭や居住施設の浴槽での溺死者数は1年間で約4,900人にのぼり、その多くが高齢者で、しかも冬季に集中しているとされています。
【参考】消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」
そのため、手すりや段差解消といった転倒対策だけでなく、脱衣所や浴室の断熱、内窓の設置、暖房の追加といった温熱環境の改善も同時に考えておくと安心です。
これまで対応してきた中では、寒さ対策まで含めて整えたお宅は、冬場のヒヤッとする場面が確実に減っています。
転倒対策と寒さ対策はセットで考える。
これが、冷え込みの厳しい栃木で介護リフォームをするときの大切な視点です。
工事内容別の費用相場早見表
ここまでの費用の目安を、わかりやすく一覧にまとめました。
あくまで一般的な相場であり、住まいの状況や下地の状態によって変わるため、参考程度にご覧ください。
| 工事内容 | 費用の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 手すりの取り付け | 1万円〜5万円/本 | 歩行・立ち座り・またぎの補助 |
| 段差の解消 | 1万円〜20万円 | 転倒防止・移動のしやすさ |
| すべりにくい床への変更 | 5万円〜20万円 | 浴室・洗面所などの転倒防止 |
| 開き戸から引き戸への交換 | 5万円〜30万円 | 出入りのしやすさ・車いす対応 |
| トイレのバリアフリー化 | 20万円〜50万円 | 和式から洋式・手すり設置など |
| 浴室のバリアフリー化 | 60万円〜150万円 | 浴槽交換・段差解消・手すり設置 |
費用の幅が大きいのは、住まいの構造や本人の状態によって最適な工事が変わるためです。
正確な金額は、現地を見たうえでの見積もりが欠かせません。
宇都宮市・栃木県で介護リフォームをご検討中の方向けに、株式会社リアンコーポレーションでは無料の現地調査・お見積もりを承っております。
福祉事業部を持つ会社として、ご本人の状態や暮らし方をうかがったうえで、必要な工事だけをご提案します。
「どこから手をつければいいか分からない」という段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
介護保険の住宅改修費は上限20万円まで使える

介護リフォームで費用負担を大きく減らせるのが、介護保険の住宅改修費です。
仕組みを正しく理解しておくと、戻ってくるお金を取りこぼさずに済みます。
ここで制度の中身を整理します。
- ・支給対象になる6種類の工事
- ・自己負担は1割から3割(最大18万円が戻る仕組み)
- ・対象にならない工事に注意
- ・20万円の枠が増える・リセットされるケース
制度を上手に使えば自己負担を大きく抑えられるため、仕組みを正しく理解しておきましょう。
支給対象になる6種類の工事
介護保険の住宅改修費の対象になる工事は、厚生労働省によって6種類に定められています。
具体的には、(1)手すりの取り付け、(2)段差の解消、(3)すべりの防止や移動の円滑化のための床材の変更、(4)引き戸などへの扉の取り替え、(5)洋式便器などへの便器の取り替え、(6)これらの工事に付帯して必要となる工事の6つです。
【参考】公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「居宅介護住宅改修費(介護予防住宅改修費)とは」
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、対象工事は前の章で紹介した介護リフォームの代表的な工事とほぼ重なります。
つまり、介護リフォームの多くは、この制度の対象になり得るということです。
自己負担は1割から3割(最大18万円が戻る仕組み)
住宅改修費の支給限度基準額は、一生涯で原則20万円までと定められています。
この20万円のうち、自己負担は所得に応じて1割から3割で、残りが介護保険から支給される仕組みです。
たとえば自己負担1割の方が20万円の工事をした場合、自己負担は2万円で、18万円が戻ってきます。
これが「最大18万円が戻る」と言われる根拠です。
注意したいのは、20万円はあくまで上限の枠だという点です。
20万円を超える工事も可能ですが、超えた分は全額自己負担になります。
たとえば30万円の工事をした場合、20万円分には保険が使え、残り10万円は自費という計算になります。
工事費用がかさみやすい浴室や複数箇所の改修では、どこまでを介護保険の枠に収めるかが負担額を左右します。
ここはケアマネジャーや施工会社と相談しながら組み立てるのが賢いやり方です。
対象にならない工事に注意
すべてのリフォームが介護保険の対象になるわけではありません。
ここを誤解していると、戻ると思っていたお金が戻らず、後から困ることになります。
対象にならない代表例は、本人の身体状況とは関係のない、住まいの老朽化や見た目を良くするための工事です。
たとえば、壁紙の張り替えや、純粋な設備のグレードアップ、新築・増築にあたる工事などは対象外です。
また、福祉用具で対応できるものを工事で代用するケースも対象外になることがあります。
たとえば、置くだけで使える手すりや、簡易スロープなどは福祉用具の貸与・購入の枠で扱われ、住宅改修費とは別の扱いになります。
どこまでが住宅改修費の対象で、どこからが対象外なのかの線引きは、専門家でないと判断が難しい部分です。
自己判断で工事を進める前に、必ずケアマネジャーや市の窓口、福祉に詳しい施工会社に確認してください。
20万円の枠が増える・リセットされるケース
一生涯で20万円と聞くと、「一度使ったら終わり」と思われがちですが、例外があります。
1つ目は、要介護状態区分が大きく上がったケースです。
介護の必要の程度を示す段階が3段階以上上がった場合には、もう一度20万円までの枠を使えるようになります。
2つ目は、転居したケースです。
別の住宅に引っ越した場合には、新しい住まいで改めて20万円までの住宅改修費の支給申請ができます。
【参考】公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「居宅介護住宅改修費(介護予防住宅改修費)とは」
また、20万円の枠は一度に使い切る必要はありません。
最初に手すりだけ取り付けて、状態の変化に合わせて後日また工事をする、という分割の使い方も可能です。
先を見据えて少しずつ整えていく方には、この使い方が向いています。
宇都宮市・栃木県で介護保険の住宅改修を申請する流れ

制度の中身がわかったら、次は実際の申請の流れです。
介護保険の住宅改修は手続きの順番がとても大切で、ここを間違えると支給を受けられません。
宇都宮市での進め方を確認しておきましょう。
- ・申請は「工事の前」が絶対条件
- ・ケアマネジャーと相談しながら進める
- ・宇都宮市に提出する書類と事前確認
- ・宇都宮市独自の高齢者向け支援もあわせて確認
申請から工事完了までの流れを、つまずきやすいポイントとあわせて整理しました。
申請は「工事の前」が絶対条件
介護保険の住宅改修でもっとも注意したいのが、申請のタイミングです。
宇都宮市では、すべての住宅改修について、改修前に市の事前確認が必要とされています。
着工前に申請がない場合は、対象工事であっても支給を受けることができません。
つまり、「とりあえず工事をしてから後で申請すればいい」という進め方は通用しません。
良かれと思って先に工事を済ませてしまい、申請できなかったという失敗は、現場でも実際に耳にします。
工事を思い立ったら、まず申請。この順番だけは絶対に守ってください。
ケアマネジャーと相談しながら進める
介護保険の住宅改修を申請するには、住宅改修が必要な理由を記した書類(住宅改修が必要な理由書)が必要になります。
これは、原則としてケアマネジャーなどが作成します。
そのため、まずは担当のケアマネジャーに「住宅改修を考えている」と相談するところから始めるとスムーズです。
本人の身体の状態を一番よく知っている専門家が間に入ることで、本当に必要な工事を見極めやすくなります。
ケアマネジャーがまだ決まっていない、要介護認定をこれから受けるという段階の方は、宇都宮市の地域包括支援センターや高齢福祉課が相談の入り口になります。
宇都宮市に提出する書類と事前確認
宇都宮市で住宅改修費の事前申請をする際には、いくつかの書類を揃える必要があります。
主な書類は、工事の見積書、住宅改修が必要な理由書、改修前の写真(撮影日が入ったもので、改修箇所を朱書きしたもの)、平面図、住宅の所有者の承諾書(持ち家で本人や同世帯の家族が所有者の場合は不要)などです。
書類の様式や細かな条件は変わることがあるため、最新の内容は宇都宮市の窓口でご確認ください。
問い合わせ先は、宇都宮市 保健福祉部 高齢福祉課(電話 028-632-2906)です。
これらの書類を揃えるのは、慣れていないと手間に感じる部分です。
介護保険の申請に対応した施工会社であれば、見積書や図面、写真の準備をサポートしてくれるため、負担を大きく減らせます。
宇都宮市独自の高齢者向け支援もあわせて確認
宇都宮市には、介護保険の住宅改修費とは別に、独自の高齢者向け支援もあります。
それが「高齢者にやさしい住環境整備事業」です。
これは、65歳以上で介護保険の要支援以上に該当する高齢者がいる世帯を対象に、段差解消や手すりの取り付けなどの改修工事費の一部を補助する制度です。
補助額は対象工事費の4分の3で、上限は90万円とされています(所得などの条件あり)。
この制度は、介護保険を優先して使ったうえで、それを超える部分に活用できる仕組みです。
介護保険の20万円と組み合わせることで、より大きな工事も負担を抑えて行える可能性があります。
ただし、こちらも工事を始める前の相談が必須で、所得などの条件があります。
年度によって内容が変わることもあるため、最新の情報は宇都宮市の高齢福祉課でご確認ください。
宇都宮市のリフォーム補助金全般については「宇都宮の住宅リフォームに補助金は出る?制度の内容と申請の流れを紹介」でも整理しています。
介護リフォームでよくある失敗と業者選びのポイント

制度を理解しても、肝心の工事や業者選びでつまずいては元も子もありません。
介護リフォームで起きやすい失敗と、それを避けるための業者選びの視点をお伝えします。
- ・「とりあえず手すり」で使いにくくなる失敗
- ・補助金の手続きに対応していない業者を選んでしまう失敗
- ・温熱環境まで提案できる地元の会社に相談するメリット
実際にあった失敗例を踏まえながら、後悔しない業者の選び方をお伝えします。
「とりあえず手すり」で使いにくくなる失敗
介護リフォームでよくあるのが、「とりあえず手すりを付けたものの、結局使われていない」という失敗です。
手すりは、高さや位置、握る向きが本人の動きに合っていないと、かえって邪魔になったり、力をかけにくかったりします。
家族が良かれと思って付けた手すりが、本人にとっては高すぎて使えない、ということも珍しくありません。
現場で大切にしているのは、実際に本人にその場で動いてもらいながら位置を決めることです。
立ち上がる、振り向く、またぐといった動作を確認して初めて、本当に役立つ手すりの位置が見えてきます。
カタログや図面だけで決めず、本人の動きを見て決める。これが手すりで失敗しないための基本です。
補助金の手続きに対応していない業者を選んでしまう失敗
もう1つの失敗が、介護保険や補助金の手続きに不慣れな業者を選んでしまうケースです。
介護保険の住宅改修は、工事前の申請や理由書、写真、図面など、通常のリフォームにはない書類が必要です。
これらに対応した経験が乏しい業者だと、申請のタイミングを逃したり、書類の不備で支給が受けられなかったりするリスクがあります。
「他社に頼んだら申請のことを何も言われず、工事を先に進めてしまって支給を受けられなかった」というご相談を受けることもあります。
判断材料がないまま業者を決めてしまうほど、もったいないことはありません。
介護リフォームで後悔したくない方は、工事を決める前の段階で、介護保険や補助金の申請までサポートできる会社に一度ご相談ください。
業者を選ぶときは、「介護保険の住宅改修に対応していますか」「申請のサポートはありますか」と最初に確認するのが安心です。
温熱環境まで提案できる地元の会社に相談するメリット
介護リフォームは、転倒対策だけで終わりではありません。
前にも触れたとおり、冷え込みの厳しい栃木では、浴室や脱衣所の寒さ対策まで含めて考えることが、本人の安全を守るうえでとても重要です。
ところが、手すりや段差だけを見て、温熱環境まで提案できる業者は意外と多くありません。
地域の気候を知り、内窓や断熱、暖房まで含めてトータルで提案できる地元の会社に相談することで、冬場のリスクまで見据えた住まいに整えられます。
株式会社リアンコーポレーションは、宇都宮市東簗瀬を拠点に、栃木県の気候を熟知した地元密着のリフォーム会社です。
施工実績は1万件以上、LIXIL秋のリフォームコンテスト2023では北関東エリア第1位を受賞しています。
福祉事業部を持ち、バリアフリーや介護リフォームにも数多く対応してきました。
手すり1本のご相談から浴室まるごとの改修まで、本人の状態と地域の気候に合った工事をご提案します。
宇都宮で介護リフォームをお考えの方は、「宇都宮でリフォームするなら知っておきたい費用と失敗しない業者選び」もあわせて参考にしてみてください。
宇都宮で介護リフォームを依頼するときによくある質問

最後に、介護リフォームの相談で特によく聞かれる質問をまとめました。
検討を進めるうえでの疑問解消にお役立てください。
- ・Q.介護認定を受けていなくても相談できますか
- ・Q.賃貸住宅でも介護リフォームはできますか
- ・Q.工事費はいったん全額払う必要がありますか
- ・Q.見積もりや現地調査は無料ですか
ご相談の際によく寄せられる疑問を、Q&A形式でお答えします。
Q.介護認定を受けていなくても相談できますか
はい、相談できます。
介護認定がない段階でも、将来に備えて手すりを付けたい、段差をなくしたいといったご相談は問題ありません。
ただし、介護保険の住宅改修費を使うには、要支援または要介護の認定が前提になります。
認定をこれから受ける予定の方は、申請のタイミングと工事のタイミングを合わせる必要があるため、早めにケアマネジャーや市の窓口に相談しておくと安心です。
認定がない場合でも、宇都宮市独自の支援が使えることもあります。
どの制度が使えそうかも含めて、まずは気軽にご相談ください。
Q.賃貸住宅でも介護リフォームはできますか
賃貸住宅でも、原則として介護保険の住宅改修費は利用できます。
ただし、住まいに手を加える工事になるため、事前に住宅の所有者(大家さん・管理会社)の承諾が必要です。
申請の際にも、所有者の承諾書の提出が求められます。
承諾が得られれば、手すりの取り付けなどの工事は可能です。
退去時に原状回復が必要かどうかなど、賃貸ならではの確認事項もあります。
トラブルを避けるためにも、工事の前に所有者としっかり話し合っておきましょう。
Q.工事費はいったん全額払う必要がありますか
宇都宮市の介護保険の住宅改修費は、原則として、いったん工事費の全額を支払い、後から自己負担分を除いた額が払い戻される「償還払い」が基本です。
つまり、20万円の工事をした場合は、まず20万円を支払い、後日18万円(自己負担1割の場合)が戻ってくる流れになります。
なお、自治体や事業者によっては、最初から自己負担分だけを支払えばよい「受領委任払い」に対応している場合もあります。
一時的な立て替えが負担に感じる方は、利用できる支払い方法について、施工会社や市の窓口に確認しておくと安心です。
Q.見積もりや現地調査は無料ですか
株式会社リアンコーポレーションでは、現地調査・お見積もりを無料で承っています。
介護リフォームは、本人の身体の状態や住まいの構造によって最適な工事が大きく変わるため、実際に現地を拝見しないと正確な金額はお出しできません。だからこそ、まずは無料の現地調査で状況を確認し、本人に合ったプランと費用をご提示しています。
「うちの場合はどんな工事が必要で、いくらかかるのか」を具体的に知りたい方は、まず無料の現地調査・お見積もりをご利用ください。
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LINEでの気軽なご相談も承っています。
宇都宮の介護リフォームは費用と制度を理解して進めよう

介護リフォームは、手すり1本の取り付けから浴室まるごとのバリアフリー化まで幅が広く、進め方しだいで費用負担も安心感も大きく変わります。
ポイントを整理すると、まず工事の前に介護保険の認定と事前申請を確認すること。
介護保険の住宅改修費は上限20万円までで、自己負担1割なら最大18万円が戻ります。
対象は手すり・段差解消・床材変更・扉交換・便器交換などの6種類です。
宇都宮市には独自の「高齢者にやさしい住環境整備事業」もあり、組み合わせ方しだいで負担をさらに抑えられます。
そして、冷え込みの厳しい宇都宮市・栃木県では、転倒対策とあわせて浴室や脱衣所の寒さ対策まで考えることが、本人の安全を守るうえで欠かせません。
「親はまだ元気だけど備えておきたい」「介護保険の20万円をどう使えばいいかわからない」「工事費がいくらかかるか不安」。
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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福祉事業部を持ち、宇都宮市・さくら市・真岡市・小山市・大田原市など栃木県内で介護リフォームに数多く対応してきました。
本人の状態と地域の気候に合った工事を、制度の活用も含めてご提案します。
「将来に備えて、まず何から手をつけるべきか」を一緒に考えるところからでも構いません。
ご本人の状態と暮らしに合わせて、最適な進め方をご提案します。
リアンコーポレーションのリフォームメニューやリアンコーポレーションの施工事例もぜひご覧ください。
なお、介護保険や補助金の制度内容・金額・条件は年度によって変わることがあります。
本記事の情報は執筆時点のものであり、最新の内容は厚生労働省や宇都宮市の公式サイト、担当のケアマネジャーに必ずご確認ください。