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2026.04.10
オール電化+太陽光リフォームの費用はいくら?補助金・電気代・後悔しないポイントを解説
光熱費の高騰が続く中、ガスを使わず電気だけで生活する「オール電化」と、自宅で電気を作る「太陽光発電」を組み合わせたリフォームが注目を集めています。
しかし、「初期費用が高そう」「本当に電気代は安くなるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、オール電化と太陽光発電をセットで導入するリフォームの費用相場や、活用できる補助金、そして後悔しないためのポイントを詳しく解説します。
Contents
オール電化と太陽光リフォームとは?

オール電化と太陽光発電は、それぞれ単独でも導入できますが、セットでリフォームすることで最大のメリットを発揮します。
まずはそれぞれの仕組みと、組み合わせる理由を理解しましょう。
オール電化リフォームの仕組み
オール電化リフォームとは、家庭内のエネルギー源をすべて「電気」に統一することです。
具体的には、ガスコンロを「IHクッキングヒーター」に、ガス給湯器を電気でお湯を沸かす「エコキュート」に交換します。
これにより、ガスの基本料金が不要になり、火を使わないため安全性も高まります。
太陽光発電との組み合わせ
オール電化の最大の弱点は「日中の電気代が高くなりやすい」ことです。
しかし、太陽光発電を組み合わせれば、日中に使う電気を自宅の屋根で作った電気でまかなうことができます。
さらに、余った電気は電力会社に売る(売電)こともできるため、光熱費を大幅に削減することが可能になります。
ガスからオール電化にする流れ
現在ガスを使用しているご家庭からオール電化にする場合、まずはガス会社に利用停止の連絡をします。
その後、ガス管の閉栓工事を行い、IHクッキングヒーターとエコキュートの設置、そして専用の電気配線工事(200V電源の引き込みなど)を行います。
太陽光発電も同時に設置する場合は、屋根へのパネル設置工事も並行して進められます。
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オール電化+太陽光リフォームの費用相場

導入を検討する上で最も気になるのが「費用」です。
それぞれの工事にかかる費用の目安を見ていきましょう。
オール電化リフォーム費用の目安
オール電化リフォーム(IHクッキングヒーター+エコキュートの設置)のみを行う場合、費用の相場は60万円〜100万円程度です。
選ぶ機器のグレードや、現在の電気配線の状況(分電盤の交換が必要かどうかなど)によって費用は変動します。
ガスからオール電化にかかる費用
プロパンガス(LPガス)からオール電化に変更する場合、ガスの撤去費用や違約金が発生することがあります。
特に、ガス会社と「無償貸与契約(ガス配管や給湯器を無料で設置する代わりに、一定期間ガスを使い続ける契約)」を結んでいる場合は、数万円〜十数万円の違約金がかかるケースがあるため、事前の確認が必要です。
太陽光発電を含めた総額
オール電化リフォームに加えて、太陽光発電システム(一般的な住宅で4kW〜6kW程度)を設置する場合、総額の相場は150万円〜250万円程度になります。
初期費用はかかりますが、その後の電気代削減効果と売電収入により、10年〜15年程度で投資費用を回収できるケースが多くなっています。
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エコキュートの費用と工事内容

オール電化リフォームの要となるのが、省エネ給湯器の「エコキュート」です。
エコキュートの価格と工事費込み相場
エコキュートの本体価格と設置工事費を合わせた相場は、40万円〜60万円程度です。
家族の人数に合わせたタンク容量(370Lや460Lなど)や、フルオート(自動湯張り・追いだき機能付き)などの機能によって価格が変わります。
ヤマダ電機・ケーズデンキの価格例
家電量販店でもエコキュートの交換工事を行っています。
チラシやキャンペーン価格を見ると、工事費込みで35万円〜45万円程度と安く設定されていることがあります。
ただし、標準工事以外の追加工事(基礎の打ち直しや特殊な配管工事など)が必要な場合は、最終的な見積もりが高くなることもあるため注意が必要です。
エコキュート交換・設置の流れ
既存の給湯器(ガスや石油)を撤去し、エコキュート用の基礎(コンクリートの土台)を作ります。
その後、貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置し、水道管と電気配線を接続します。
工事自体は通常1日〜2日で完了し、その日の夜からお湯を使うことができます。
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オール電化リフォームや太陽光リフォームの補助金

初期費用を抑えるために、国や自治体の補助金制度を賢く活用しましょう。
オール電化リフォーム補助金はあるのか
「オール電化にすること」自体を対象とした国の補助金は現在ありません。
しかし、オール電化に必要な「エコキュート」の設置に対しては、手厚い補助金制度が用意されています。
エコキュート補助金の条件
国が実施している「給湯省エネ事業」などの補助金制度では、一定の省エネ基準を満たした高効率なエコキュートを設置する場合に補助金が支給されます。
補助額は機器の性能によって異なりますが、数万円〜十数万円の補助が受けられるケースがあります。
国の補助金・申請方法
補助金の申請は、一般的に「補助金事業に登録している施工業者」を通じて行います。
個人で直接申請することはできない場合が多いため、見積もりを依頼する際に「補助金を活用したい」と業者に伝え、登録事業者であるかを確認することが重要です。
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太陽光とオール電化のメリット

この2つを組み合わせることで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
電気代削減の仕組み
オール電化向けの電気料金プランは「夜間の電気代が安く、日中の電気代が高い」という特徴があります。
エコキュートは安い夜間電力を使ってお湯を沸かします。
そして、電気代が高くなる日中は、太陽光発電で作った電気を使うため、電力会社から高い電気を買わずに済みます。
太陽光6kWの電気代イメージ
例えば、太陽光パネルを6kW搭載した場合、晴れた日の日中は家庭で使う電気をほぼすべてまかなうことができます。
さらに余った電気を売電することで、季節によっては「電気代の支払いよりも、売電収入の方が多い(実質電気代がマイナス)」という月も出てきます。
停電時のメリット
台風や地震などの災害で停電が発生した場合でも、太陽光発電があれば、日中は専用のコンセント(自立運転コンセント)から電気を使うことができます。
また、エコキュートのタンク内には常時数百リットルのお湯(水)が貯まっているため、断水時には生活用水として活用できるという防災上のメリットもあります。
オール電化+太陽光のデメリット

メリットが多い一方で、導入前に知っておくべきデメリットや注意点もあります。
オール電化リフォームの後悔ポイント
「IHクッキングヒーターで使える鍋が限られる(土鍋や一部のアルミ鍋が使えない)」「エコキュートのお湯が切れると、沸き増しに時間がかかる」といった点が、オール電化のよくある後悔ポイントです。
これらは、事前にIH対応の調理器具を準備したり、家族の人数に合った適切なタンク容量を選ぶことで防ぐことができます。
太陽光発電はやめたほうがいい理由
「屋根の向きが北向きで日当たりが悪い」「周囲に高い建物があり影になる時間が長い」といった環境では、十分な発電量が得られず、投資費用を回収できない可能性があります。
このような場合は、無理に太陽光発電を導入するのはやめたほうがいいでしょう。
事前の発電シミュレーションが非常に重要です。
プロパンガスとの比較
プロパンガスは都市ガスに比べて料金が高い傾向があるため、プロパンガスからオール電化への変更は、光熱費削減のメリットが非常に大きくなります。
ただし、プロパンガスは災害時の復旧が早いというメリットもあるため、地域の災害リスクなども考慮して判断しましょう。
オール電化+太陽光リフォームまとめ

オール電化と太陽光発電のセットリフォームは、初期費用こそかかりますが、長期的に見れば光熱費を大幅に削減でき、災害時の安心にもつながる非常に有効な投資です。
失敗しないためには、ご自宅の屋根の条件に合った発電シミュレーションを行い、補助金を活用して初期費用を抑えることが大切です。
信頼できる施工業者に相談し、最適なプランを提案してもらいましょう。